FreeBSD9.1RでJail
Jailの構築については、以下のページが詳しい。
http://www.kishiro.com/FreeBSD/jail.html
基本的にこのページに書いてあるとおりにやればできてしまうので、ここで付け加えることはほとんどないのだが、まぁいくつか補足を。
1.不要なファイルのリストの取得
上記ページで不要なファイルのリスト取得の方法が書いてあるが、残念ながらリンク先はすでになくなっているのでここは手動で何とかするしかない。
2.jail環境の起動のための設定
上記ページに書いてあるとおり、/etc/rc.confに書いてやればjailは起動するのだが、今度は別の問題が。
こうやって書いてあると、なんとsambaが起動しないのだ。
いろいろtry&errorを繰り返したところ、どうやら/etc/rc.confに以下の記述があるとsambaが起動しないらしい。
ifconfig_re0_alias0="inet aaa.bbb.ccc.ddd netmask 255.255.255.255"
ifconfig_re0_alias1="inet aaa.bbb.ccc.eee netmask 255.255.255.255"
なので、やむを得ず/etc/rc.confから上記部分をコメントアウト。
もちろんコメントアウトするとjailが正常に動かなくなるので、OS起動後に以下のコマンドを手入力で実行してやる。
# ifconfig re0 alias aaa.bbb.ccc.ddd netmask 255.255.255.255
# ifconfig re0 alias aaa.bbb.ccc.ddd netmask 255.255.255.255
全然スマートではないが、一応これでjailも動いているのでいいことにする(?)
3.jail内でportsを使うための設定。
これについては以下のページを参考にされたい。
http://www.kishiro.com/FreeBSD/jail_nullfs.html
nullfsを使うと、ホスト環境とゲスト環境で同じ/usr/portsが使用できるので、便利。
ほかにも、ホームディレクトリを共有するとかするのもアリかもしれない。(私はしていないが)
とまぁ、こんな感じでjail環境を構築して無事に使えるようになった。
課題点は以下の一点。
●sambaとjailの共存
上に書いたとおり、samba4とjailを同時に使おうとすると、/etc/rc.confの記述を工夫する必要がある。
おそらくはsamba側に問題があるのだろうとは思うが、解決方法は不明。
これについては継続調査とする。
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