薔薇の花かんむり
それにしても、ホントすごいよね。3か月に一回、必ず一冊出してるんだもんなぁ。6月に出るといったきり、音沙汰なしの某驚愕に爪のあかでもせんじて飲ませてやりたいね。いい加減ハルヒ熱も下がろうというもの。いや、今はマリみての話であった。
とゆーわけで、例によって反転。
しまった。祐巳が瞳子と呼ぶのが先か、瞳子がお姉さまと呼ぶのが先か賭けときゃよかった(誰と)。まぁ、祐巳には随分不利な賭けではあるけれども。
さすがにここまで来て、姉妹の契りを結ばない・・・なんてこたないよな。前回、デートが終わったところで終わってるんだから、それから次の日までの間っつったら、その日の夜しかない。まさか夜だけで一冊は書かないよなぁ・・・と思ったのだけど、幸い予想(?)が当たってほっとした。まぁ、引っ張るところまで引っ張ったからねえ。これがゴムならとっくに切れてる。
とゆーわけで、冒頭から祐巳の一人ドキドキ。途中から二人ドキドキになり、三人ドキドキへと。このあたりの話の持って行き方はさすがだなぁ、と思う。あんだけ引っ張って、どうやって落とすのかと思ったけど、そこらへんは奇をてらうわけではなく、王道で。いいよね、王道。
薔薇の花かんむりっつーから、かぶったら痛そうだなと思ったら、実はロザリオそのもののことなんだとか。へぇ。それは知らなんだ。こうやって余計な知識が増えていくのだな。ビバ、よけいな知識。とかいいつつ、表紙はまさに薔薇の花かんむり。いや、それ以前に薔薇が随分とリアルなんだけど。もしかしてここだけCGなのかな。
最初の方でさっさと姉妹になってしまって後の話はどうするのかと思ったら、三年生を送る会に。まー、そんな時期なんだねえ。こうなるととうとう祥子さまの卒業が近づいてきた、とゆー感じ? マリア様がみてるがどこまで続くかわかんないけれど、祥子さまの卒業というのが一つの区切りではあるよね。三年生の祐巳とゆー視点で物語が続けられるのかどうかもわかんないし。まぁ、そんなこと思われつつもさらっと続けたりする可能性もあるんだけど。
もともと無印自体が一年の学園祭からだから、いつまで続けてもいつ終わってもいいのかもしれないけどさ。まぁ、そこらへんは続いた方がいいという思いと続かない方が綺麗に終わるのではないかという思いが工作するのだけどね。いっそ、祥子さま卒業で終わりにして、次はマリア様ZEROにするってのはどうだろう。旧薔薇さまが縦横無尽に大暴れ。うおおー。読みてぇ、マリア様ZERO。(笑)
さて、ずいぶん長いこと引っ張った妹問題もとうとうケリ。しかし、それだけで終わらないのが怖いところ。いろいろ謎をちりばめているところはさすが。祥子さまは結局なんの勉強してんの? とか。遊園地デートで何を企んでんの? とか。一年生はいつ隠し芸のことを知ったの? とか(これは背後に性さまの影が見えるけれども)。そういや、前の前にカード探しの時に誰が瞳子の背中を押したのか、とゆーのも謎のままだな。それはそれで、次巻が楽しみだねえ。
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