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2004/10/30

メールサーバ

を立ててみた。

 今まで、どうしてもMTAとMDAの関係がわからなくて(Transferってどこまで運ぶんだ? んで、終点まで運んだメールはどうなんだ?)、困っていたのだが今回試行錯誤してやっとこ理解。
 MTAがバケツリレーで運んできたメール(ファイル)は終点まで来たらspoolと呼ばれるファイルとして一つのファイルにまとめて保存する。MTAがやるのはそこまで。あとはシステムにとっては単なるファイルとして永遠に放置される。そこで、MDAを使えばMUAの要求に従ってspoolされているファイルを一通一通のメールの形に変換して読み出してMUAに渡す。結果として、放置され(ることになっ)ていたspoolファイルはなくなる。
#spoolファイルが一つにまとまられるのはsendmail形式で、他の保存形式もあるけど今回は関係ないのでパス。

 メールを出すときは、MTAがバケツリレーでほかのシステムに渡す。それでウチのやることは終わり。


 ・・・こうやってまとめると簡単だなあ(笑)。なんでこんなこともわかってないのか、私ゃ。でも、こうやって簡単にまとめて説明してくれた本やWebが見つけられなかったのは事実。なので、覚え書きとして残しておこう。

 ま、spoolとして保存されているのは(MTAやMUAによって管理されてるわけじゃない)単なるファイルなので、別にMDAがなくてもそのシステムにログインできればmore(less)とかで読めるし、MDAを必要としないmailコマンドでメールを読み出すこともできる、と。逆にmailコマンドはMDAの機能を持っても利用してもいないので、ネットワーク越しにメールを取り込んだりはできない。MDAはspoolファイルを処理するために作られたソフトだから、ユーザがspoolファイルを手でいじくるより遙かに便利で効率的。・・・と、こういう部分がわかってなかったんだなあ・・・それがわかったので良いことにしよう。

 しかし、今のところ仮運用だからいいけど、本運用を始めたらマジでウチのサーバは止められなくなるのか。Webサーバだったら別に落ちても大して問題じゃないけど(もともとなくなるような信用自体ないし)。だけど、MTAは止められないよな。仮にウチのMTAが止まってるときにメールを投げられたらそのメールはどうなるんだろう。消える? うーむ、これは調べておかねば。

 でもまぁ、自宅でMTA使えるようになったらいろいろ遊べそうだし(つか、それが目的で始めたんだけど(笑))、研究を重ねなければ。

 あぁ、そうそう。一応犯罪を抑止しておくと、プロバイダのログに残るからSPAMの発振器には使えないからね。(笑) ウチのサーバはもちろんSPAMの中継なんかもしないよ。

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コメント

冗談抜きで履歴は毎日チェックしておいた方いいぞ。

俺は3日目に踏み台にされてたから・・・

投稿: MkⅡ・竹 | 2004/10/31 02:41

抜け穴があるかどうか調べてくれるサイト等もいくつかあるようです。

http://www.kobitosan.net/postfix/antispam.html

いまのところ、ウチはウチ宛以外のメールは全部はじいてるから大丈夫・・・のはず。

これが、外部からもsmtpが使いたいとか言い出すと、自分から穴を開けざるを得ないからチェックがややこしくなるんだろうね。

投稿: ときたみ | 2004/10/31 21:59

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